競争馬の交配は、芝、ダート、飛越の「境」なくさせますか?
やはり、芝は芝馬。ダートはダート馬。飛越は飛越馬とだけでしょうか?
また、3種の適正はどのようにして決めるのでしょうか?
飛越、というか、障害競走に関しては、そもそも、そこで活躍しても、あまり種牡馬となることがありません。
ですので、障害競走で活躍する馬を作るために、障害で活躍した馬同士で交配する、というのは珍しいケースと言えます。
ただ、芝、ダート、障害、どれで活躍した馬であっても、サラブレッドという品種そのものは同じですから交配させることは可能です。あとは、生産者が、どういう狙いをするのか? という点にゆだねられます。
ただ、日本の競馬の場合、中央競馬が芝のレースを中心としているので、基本的には芝で活躍できるような馬を作るケースが多いと言えるでしょう。
実際、日本で種牡馬となっている馬の多くは、芝で活躍した馬が多く、逆にダートでG1レースを7勝もしたブルーコンコルドという馬が需要がなくて種牡馬になれなかった、など、ダートで活躍しても種牡馬になれないケースもあります。
種牡馬として売却する、となると、その馬主には多くのお金が入るわけですから、そういう点でも、芝で活躍する馬の方が魅力的と取られることになります。
ただ、その一方で、日本の競馬でレース数全体を見ると、ダートの方が多くなります。
中央競馬でも、大レースは芝が中心ですが、レース全体では芝・ダートが半々くらいの比率です。また、地方競馬は、ほぼ全てがダートで行われます。
ですので、ダートで確実に勝ち上がれるような馬を作って、大きなレースは狙えないけど、確実に賞金を稼げる馬を、という狙いもあります。この場合、生産者も極端に高く売ることはできないけど、確実に売れる馬を、という狙いで生産する、と言えるでしょう。
芝・ダート・障害の適正の見極めについては、これは色々な要素を総合して、です。
ずっと馬を管理している調教師や厩務員でも、どういうコース、どういうレースがその馬に適しているのかを判断するのは至難の業で、とにかく、様々な距離やコースなどを使ってみて、その中で、だんだん、このコースがあっている、というのを見極めていきます。
血統というのは、ある程度の目安になりますが、実際に走らせてみて、というのは沢山あります。
実際、血統的にはダートが良さそうな馬なのでずっとダートを走らせたものの伸び悩んでいた馬が、試しに芝を使ったら見違えるような走りを見せた、とか、そういう例は沢山あります。
サラブレッド同士であれば芝もダートも障害も関係ありません。
適性は競走実績と血統から判断します。
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